脱サラして植木屋になるまでの道のり

周囲の反対に心折られそうになりながらも、サラリーマンを辞め(2019年3月31日済)植木屋になります。リアルタイムヒストリー。Twitter https://twitter.com/iaity?s=17

畑をかりた そして友達も手に入れた

 

waruiuekiyasun.hatenadiary.com

 

古い畑の人にうざかられているかも知れないと感じた日、

周囲を散歩し、他の畑の様子を見て回った。

その時見つけた新しい畑。

うわ最高っ!!て思った。

 

だれもいなかったけど、近くの畑にいてた人に話を聞くと、

その畑の持ち主の名前を教えてくれた。

 

だんなさんが体を壊して、

今は奥さんが一人でやっているらしい。

ほうほう、それで、手をつけれてない場所があるのか。

 

その日から土日に二回ずつ、だれか来てないかを見に行って、

毎週そうやっていたら、空いているスペースが

耕されていた。

 

ああ、ここもだれかに借りられてしまうのか。

寂しい気持ちになりながらも、

毎週パトロールを続けた。

 

そしたらある日、お兄さんを見つけた。

 

走り回っていたお兄さんに声をかけ話を聞くことができた。

そのお兄さんは、手伝いで来ているから、

その持ち主ではないらしい。

 

おばさんが持ち主だということを教えてくれる。

そしてそのおばさんが畑に来る時間は7〜9時くらいという情報を得る。

 

その日から毎日(平日も)会社に行く前にその畑に寄ることにした。

 

畑を借りる。それが人生の第一目標となった。

 

そして、毎日通うこと二週間。

その日がやってきた。

 

日曜日、何も考えずに、畑に向かった。

いた。

 

おばさんだ。

 

一回通り過ぎてしまう。

(びびった)

 

よし、考えても無駄だ。いこう。

 

あれいない。

あっちに行っちゃった。

 

あっ、来た。

そして声をかけた。

 

あれ言おうとかこれ言おうとか、

考えても言えないし、

その考えていた言葉に持って行こうとすると、

すべっちゃうんですよね。

それは流れを無視していることになるから。

 

相手と話しているんですから、

その相手が知らない相手なので、

どう来るかなんて分からない。

だから、その瞬間に考えるしかないんです。

 

そう、なにも考えないのが一番です。

 

こんにちはから入りましたよ。

時間は10時過ぎでしたね。

 

あのお兄ちゃんの言ってたこと嘘やんとは思いましたけど。

 

どういう順番で話をしたのか覚えてないけど、

「畑に興味がある」

「空いてるスペースがあれば、隅っこでいいからかりたい」

「今育てている野菜について」

「昔貸し農園かりていたこと」

「どうしても借りたい」

「ここの土地売れたらすぐ出て行く」

「おばちゃんの昔話」

「南海地震の話」

とかそんな話をして。

いや書き出したら結構ごり押しですね。

 

で、中にいれてもらって、ここならいいよと、

ハウスの外を貸してくれた。

 

そして、おばちゃんの手伝い。

ハウスの一列、耕して、ほうれん草の種まいた。

 

土日の午前中に行くと言っているので、

今週末が楽しみ。

 

 

友達になるぞ。

 

 

こんなこと言いたくないのですけど、

おばちゃんやったから、いけたっていうのあるかも、

おっさんやったらいけたか分からない。

 

逆の立場で考えると、若い女の子が来たら、

喜んで貸す。

 

絶対貸す。

 

そういうことかも知れない。

 

だから、畑を借りたい人にアドバイスさせてもらうなら、

異性の畑に行くこと。

それだけである。

 

シンプル。

 

 

 

 

お茶する椅子とテーブル欲しいな。