冒険二日目(最終日)
一日目の晩。
約束通り子供は起きたけど、
すぐ寝た。
もうお母さんいないってのももう分かってたし、
子供が泣いて、犬が来たので、
三匹で寝た。
至福の時間だった。
二日目は、父の車借りて、高校の友人とバーベキュー。
子供入れて17人の大所帯。
子供は5人いて、うちのは二番目に大きかったけど、1番泣いていた。
肉食べて、スイカ割して、種飛ばし対決して、人工芝の坂をそりで滑るやつして、大はしゃぎ。
友人達とその妻達もなかなか大はしゃぎしていた。もちろん私も。
帰りの車で子供は寝た。
家について起こすと、もう最悪の泣きまくりだった。
まだ寝たりないのもあったかも知れないが、お母さんだっこだっこ~と泣き叫び、泣き癖しゃっくり発動。
落ち着いても、しゃっくりしてると悲しくなり再び爆発して泣く。
お母さんは、夜の8:30くらいに空港に着くので、もう後数時間後なのだけど、泣くのが止まらない。
家の外にだっこで連れて行って、散歩する。
「お母さんのおうち行く」と言って泣く。
家に入ろうとしても「じーのおうち嫌」となってしまった。
とりあえず、「大丈夫、大丈夫、ゆっくり、ゆっくり」とあやす。
落ち着くタイミングを見計らって。
「泣き止んだら、ぶどう食べてお母さん迎えに行こう」と言う。
子供、何かしゃべろうとするけど、しゃっくりが邪魔してしゃべるつもりが泣いてしまう。
「大丈夫、大丈夫。」
を繰り返すうちに、やっと会話が出来るようになってきた。
「おうち入れる?」「まだ。ヒック」
「おうち入れる?」「まだ。ヒック」
そしてついに「うん。」「じーおうちでぶどう食べる」
えらいーーー!!!
そこからは一回も泣かずに、ぶどう食べて、汗をシャワーで流して、お母さんを迎えに行きました。
なぜか車運転してくれたジーが機嫌が悪く。
シャワーしてるときも、「時間気にしてるか」と吠えたり。
車の中でも、ムスッとしていましたが、なんとか空港までにそちらの機嫌も直りました。(子供がお母さん頼りなのが気にくわなかったみたい??)
そして、空港の出口でお母さん待って、見つけて、走っていって、だっこだっこしてもらって、冒険終了。
冒険に成功も失敗もないので、生きて終えられたので、良しです。
甘えん坊をなおすことは出来ず、ちょっとの間、前よりもお母さんべったりになりそうですが、そこはご愛嬌。
ぱっと見は、なにも変わりませんが、目に見えないところで、何かしらの自信はついたのではないかと勝手に思っています。
友達にかわいい子供自慢(見せられた)ので満足です。